面談で話す材料を先に用意する
転職エージェントとの初回面談では、これまでの経験と、これから目指したい方向を伝えます。話しながら整理しようとすると、求人の話題へ進んだときに、自分が何を望んでいたのかが曖昧になりがちです。
先にメモを作る目的は、きれいな自己PRを用意することではありません。自分の希望と経験を共有し、紹介された求人が合うかを判断できるようにすることです。
まだ経験を棚卸ししていない場合は、先にSE経験をPMにつながる実績へ整理するから始めてください。
01
1枚のメモに4つのことを書く
面談前に、次の4項目を一つのメモに書きます。最初から文章に整える必要はありません。思い出せる事実と、現時点の希望を短く並べれば十分です。
COPY & WRITE
希望する役割:
根拠となる経験:
希望・避けたい条件:
エージェントに確認したいこと:
02
経験は職種名ではなく担ったことから伝える
「PMを目指しています」と職種名だけを伝えても、どのような役割を望んでいるのかは伝わりません。経験の棚卸しで整理した事実を使い、どの場面で何を担当したかを伝えます。
たとえば、仕様変更があった案件なら、実装だけでなく、仕様をどう整理したか、影響範囲をどう調べたか、誰に説明したかまで書けます。自分が調査・説明したことと、PMが最終的に判断したことを分けておくと、話す内容が正確になります。
運営者自身も、転職エージェントとの面談で希望する役割や経験を伝え、求人を提案してもらいました。過去の面談の細かなやり取りは記憶に頼れないため、この記事では現在の視点から、面談前に整理しておくと役立つ項目を一般化して紹介しています。
03
面談ではメモを会話の軸にする
面談では、まず希望する役割と、その根拠となる経験を伝えます。次に、希望・避けたい条件と、その理由を共有します。すべてを一度に決める必要はありませんが、何を大切にしたいかを先に置くと、提案を受けるときの基準になります。
エージェントから新しい選択肢を示されたときは、メモへ戻ります。希望に合う点、確認が必要な点、避けたい条件との違いを見比べます。面談中に答えを出せないことは、「確認してから返答したい」と伝えて持ち帰って構いません。
04
空欄は面談で確かめることとして残す
4項目がすべて埋まらなくても、面談は始められます。分からないことは、求人や市場の状況を聞くための質問に変えます。
- PM・PL・上流SEの役割は、求人ごとにどこまで違うのか
- 顧客との調整や要件整理は、どのような体制で担うのか
- 実装と管理業務の割合は、入社後にどのように変わるのか
- 希望する条件に近い求人では、何を優先して見るべきか
ここで確認した内容を持ち帰り、メモを更新します。面談は、自分の基準を具体化する場としても使えます。
メモを作った後に転職エージェントの使い方を考える
4項目のメモができたら、転職エージェントとのやり取りで自分のペースを保つ方法も確認します。求人を断るときや早い判断を求められたときの考え方は、広告を掲載している転職エージェント活用記事で扱っています。