良さは「一緒に探してくれる」こと
エージェントを使うと、自分に合いそうな会社を提案してもらえます。求人を能動的に探し続ける手間が減り、相談相手がいることで「一緒に見つけてくれている」という安心感も得られます。
だからこそ、任せる範囲と自分で決める範囲を最初に分けておくことが大切です。
SE・開発者がPM・上流工程も選択肢に入れる場合は、肩書きだけでなく、実際に担当したい役割を基準にすると判断しやすくなります。
01
興味のない求人は、理由を短く具体的に伝える
断ること自体は悪いことではありません。「なんとなく違う」だけで終わらせず、次の提案の精度を上げる情報に変えます。
- 今回は見送る、と先に結論を伝える
- 役割・技術領域・働き方・年収など、理由を一つか二つ挙げる
- 代わりに見たい条件を一つだけ伝える
たとえば、次のように返せます。
今回は見送ります。運用寄りの役割が中心で、今後は要件整理や顧客との調整に関わる経験を増やしたいためです。次は、上流工程に関われる求人があれば確認したいです。
断り方を整えるのは、相手への配慮だけでなく、自分の希望を曖昧にしないためでもあります。
02
早いアクションを求められても、判断の期限を自分で持つ
「昨日ご連絡した会社はどうでしたか」という連絡は、転職活動では珍しくありません。返信を放置しないことは大切ですが、即答が必要とは限りません。
検討に必要な情報、回答する日、迷っている点を伝えます。急かされている感覚そのものも、サービスとの相性を考える材料になります。
確認事項と返答日を一緒に伝えると、判断を止めずに自分のペースを保てます。
ご連絡ありがとうございます。判断前に、担当する役割の範囲とチーム体制を確認したいです。ご回答を確認したうえで、○月○日までに返答します。
03
「もう紹介できる求人がない」と言われたら
その言葉は、自分の価値を決めるものではありません。自分の希望が、担当者・サービスの得意領域や、その時点の求人と合わなかった可能性をまず考えます。
次の行動は、状況を分けて考えます。
- 外せない条件と「できれば」の条件が混ざっているなら、希望条件を見直す
- 希望する役割や条件は変えたくないが、そのサービスの得意領域とずれているなら、別のサービスも使う
- 希望する役割に必要な経験がまだ足りないなら、現職で経験を積んでから再開する
選択肢を一つに閉じず、何が合っていないのかを切り分けることが、キャリアの主導権を保つことにつながります。